京大 数学・数理科学分野で「冠教授」募集 柏原氏のアーベル賞受賞を記念
2025.06.01
5月19日、京大は数学・数理科学分野での「冠教授」設置に向けた寄附の募集を開始した。募集は柏原正樹・数理解析研究所特任教授のアーベル賞受賞を記念したもの。寄附があれば、京大で初の冠教授が設置されることになる。
冠教授は、企業や財団の寄附により、企業名や人名などを冠する役職を設置する仕組み。冠教授に任命される教員や研究者は、寄附金を運用して得られる利益を研究費や報酬として受け取る。京大は今年4月から、分野を限定することなく、冠教授の設置を目的とする寄附の受付を開始している。
京大は今回、数学・数理科学分野に限定して寄附を募集している。特定分野に対する冠教授の設置に向けた寄附を募集するのはこれが初めてだ。同分野への寄附を募集する目的として、京大は柏原氏の業績を顕彰すること、同分野において「柏原博士に続く国際的に卓越した研究者」を支援することをあげた。研究費や報酬を運用益から拠出することから、5億円程度の寄附金の獲得を目指す。
京大は、今回の募集の対象ではない他の分野についても、寄附者の意向をうけて、冠教授の設置を目的とする寄附を受け付けている。寄附に至る流れとして、特定の分野を限定して大学が寄附を募る場合と、寄附者の意向に応じて決定する場合の両方が存在する。これについて、京大は本紙の取材に対し、制度の創設から日が浅いことを理由に「確定した運用や基準はない」と説明した。また、大学が他の分野について同様の寄附募集を行うことは、現時点では予定していないという。
募集への反響について、京大は5月末時点で、外部からの問合せは受けているものの、寄附に向けた具体的な動きはない状態だとしている。
冠教授は、企業や財団の寄附により、企業名や人名などを冠する役職を設置する仕組み。冠教授に任命される教員や研究者は、寄附金を運用して得られる利益を研究費や報酬として受け取る。京大は今年4月から、分野を限定することなく、冠教授の設置を目的とする寄附の受付を開始している。
京大は今回、数学・数理科学分野に限定して寄附を募集している。特定分野に対する冠教授の設置に向けた寄附を募集するのはこれが初めてだ。同分野への寄附を募集する目的として、京大は柏原氏の業績を顕彰すること、同分野において「柏原博士に続く国際的に卓越した研究者」を支援することをあげた。研究費や報酬を運用益から拠出することから、5億円程度の寄附金の獲得を目指す。
京大は、今回の募集の対象ではない他の分野についても、寄附者の意向をうけて、冠教授の設置を目的とする寄附を受け付けている。寄附に至る流れとして、特定の分野を限定して大学が寄附を募る場合と、寄附者の意向に応じて決定する場合の両方が存在する。これについて、京大は本紙の取材に対し、制度の創設から日が浅いことを理由に「確定した運用や基準はない」と説明した。また、大学が他の分野について同様の寄附募集を行うことは、現時点では予定していないという。
募集への反響について、京大は5月末時点で、外部からの問合せは受けているものの、寄附に向けた具体的な動きはない状態だとしている。
