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覚せい剤所持 学生を無期停学処分

2010.07.15

京都大学は6月22日、覚せい剤取締法違反などで有罪判決を受けている経済学部4回生の男子学生に対し、同日付けで無期停学処分にしたと発表した。

停学処分を受けた吉岡風志(28)は、昨年10月に覚せい剤の所持容疑で大阪府警に現行犯逮捕、今年5月に大阪地裁で懲役1年8カ月執行猶予3年の有罪判決が下され、刑が確定している。

6月22日に開かれた学生懲戒委員会で、調査に基づき男子学生を京都大学通則に定める「学生の本分を守らない者」として処分を決定した。ウェブ上で「薬物乱用の防止については、かねてより注意喚起を行い、その周知に努めてきたところですが、今後、一層学生に対する指導の徹底していきたい」と表明している。