附属図書館前に自販機新設 京大 寄付文化の醸成に期待
2025.04.01
京大は3月19日、附属図書館入口付近に2台の自動販売機を設置した。売上の10%は京都大学基金とされ、大学全体の支援に繋がるという。
当該自販機は株式会社伊藤園の社会貢献事業として設置されたもので、伊藤園から京大に設置の提案があった。提案を受けた京大は、学生の利便性向上を目指し附属図書館入口前に設置することに決定した。設置場所には、朝9時半から翌朝8時半まで開室している学習室24も近く、夜遅くまで勉強する学生の利用に役立つことが期待される。また、図書館の利用者アンケートにおいて飲食に関する要望が多かったことも自販機設置の決め手となったという。これまで附属図書館内には自動販売機は設置されていなかった。
また本紙の取材に対し京大は、寄付型自販機を設置することで、学生が気軽に寄付を始められるようになり、寄付文化が醸成されることに期待を示した。毎月の売上の10%は京都大学基金として、学生や研究者の活動支援や教育研究環境の整備などに用いられる。
この自販機は災害対策としても機能し、自然災害による停電の際に飲料製品を被災者などに無償提供できる。
なお現時点では、今後新たに自販機の設置を増やす計画はないという。
当該自販機は株式会社伊藤園の社会貢献事業として設置されたもので、伊藤園から京大に設置の提案があった。提案を受けた京大は、学生の利便性向上を目指し附属図書館入口前に設置することに決定した。設置場所には、朝9時半から翌朝8時半まで開室している学習室24も近く、夜遅くまで勉強する学生の利用に役立つことが期待される。また、図書館の利用者アンケートにおいて飲食に関する要望が多かったことも自販機設置の決め手となったという。これまで附属図書館内には自動販売機は設置されていなかった。
また本紙の取材に対し京大は、寄付型自販機を設置することで、学生が気軽に寄付を始められるようになり、寄付文化が醸成されることに期待を示した。毎月の売上の10%は京都大学基金として、学生や研究者の活動支援や教育研究環境の整備などに用いられる。
この自販機は災害対策としても機能し、自然災害による停電の際に飲料製品を被災者などに無償提供できる。
なお現時点では、今後新たに自販機の設置を増やす計画はないという。