新エネルギーフォーラム開催へ 洞爺湖サミットにさきがけ アジア各国と(2008.05.16)

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京都大学は、「ASEAN COST+3による持続可能な社会構築に向けた新エネルギーフォーラム」(略称NEFSE)を、5月25日から27日にかけて百周年時計台記念館で開催する。洞爺湖サミットを前に、アジア各国の研究者を集め、教育(人材育成)を焦点として、アジアにおける新エネルギー研究のための枠組み作りを目指す。

文部科学省、および独立行政法人日本学術振興会との共催で行う同フォーラムには、ASEAN COST+3メンバーである13カ国(ASEAN諸国+日中韓)の政策担当者や、約40の大学・研究機関の専門家ら約70名が参加する。

25日の「新エネルギー技術」をテーマとしたプレシンポジウムにはじまり、26日の専門家会合を経て、27日に一般学生等も参加できるオープンシンポジウム「持続可能社会の実現にむけて」を行い、全日程を終える。

26日の会合では、参加各国から国内のエネルギー事情について、京大から学内における教育・研究について、それぞれ報告を行った後、エネルギー・環境に関する研究と行政を担う人材育成について議論し、最終的にはアジアにおける新エネルギー開発にむけた人材育成・研究推進のための共同プログラム設立を目指す。

京大はアジア地域を主としたエネルギー・環境に関する研究・教育の中心となるべくCOEプログラムを組んでいる。06年11月には、アジア地域に適合したエネルギーシステムを考える「持続可能なエネルギーと環境フォーラム」(SEEフォーラム)を設立した。

07年9月、文部科学省がSEEフォーラムを母体としてASEAN+3の枠組みを利用した新規プロジェクト提案を京大に要請。それをうけて京大は同10月、日本がホスト国を務めた第2回ASEAN COST+3会合でNEFSE開催を提案、各国の合意をとりつけて今回の開催に至った。

記者発表にのぞんだ西村周三・副学長(国際交流・情報基盤担当理事)は、今回のシンポジウムの目玉として異なる部局間の交流・協力をあげ、「大学でするからには政策・研究だけでなく教育について収穫のあるフォーラムとしたい」と話し、松本紘・副学長(研究・財務担当理事)は「単に言いっぱなしで拡散した議論にならないよう、なにかしら実のある会合としたい」と意気込みを語った。

【ASEAN COST+3】
ASEAN地域における科学技術の強化育成のために設立されたASEAN独自の科学技術委員会に日中韓が参加したもの。06年8月に第1回会合。

《本紙に写真掲載》

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