論文のネット公開を義務化 日本の大学では初(2015.05.16)

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4月28日、京都大学は「京都大学オープンアクセス方針」を採択した。教員の研究成果を学内外に広く周知するのが目的。これにより、常勤の教員が学術論文をWebに公開することが義務化される。大学全体として方針を定めるのは日本では初めて。

オープンアクセスとは研究成果の幅広い共有を確保するためのもので、京都大学では「京都大学学術情報リポジトリ(KURENAI)」によってインターネット上に公開される。登録の対象となるのは出版社や学会などが出版する学術雑誌に掲載された論文で、図書等は含まれない。担当者によると、これまでは論文の著者が個別に出版社と論文のオープンアクセス化について交渉をしていたため、著者に対して大きな負担となっていた。そこで大学として方針を定めることで、著者は大学に研究成果を提出するだけでよくなり、負担軽減になる。

リポジトリへの登録が義務化されるのは常勤の教授、准教授、講師、助教で、システム全体の整合性を図るため、京都大学の教育研究活動データベースへの登録が義務づけられている者と同一となっている。担当者は「これまで任意だったリポジトリへの登録を義務化することで、教員の意識も変わり、より積極的に登録をするようになる。リポジトリが新しい研究のきっかけになれば」と話す。

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