情報学研究科元教授等を懲戒処分 研究費等の不正経理受け(2015.02.16)

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京都大学は1月27日、2004年から2006年にかけて、情報学研究科から国や民間からの研究費合計約430万円が不正に支出されていたと発表した。同研究科元教授の宗像豊哲氏(2010年に退職)が、実態の伴わないアルバイトの謝礼や出張を学生に指示して集めたプール金をコンパ等の飲食費や宗像氏の個人パソコンの購入などに使用していた。支出額は少なくとも約352万円に上る。宗像氏の他にも、同研究科の五十嵐顕人准教授と助教、事務補佐員3名の関与を認定したという。

これを受けて、宗像氏から同日付けで名誉教授の称号を剥奪するとともに、確認ができた約430万円に加算金を足した合計約700万円を返納させた。また、五十嵐氏は同日付けで停職6カ月の懲戒処分、助教は訓告処分とした。事務補佐員3名については不処分とした。

2014年3月に「同教授らが研究費を不正に支出している」と学内から通報を受けて調査を行い判明した。1991年から2013年にかけて不正経理の疑いがあったが、06年以前の経理関係資料は保存されておらず、今回判明したのは04年から06年にかけてのみ。06年以降の不正は行われていないという。

今後、京都大学は、宗像氏に退職金約3500万円の全額返納も求める方針。また、今回の件を受けて、新たな研究費の不正防止策を強化する。謝礼金支出に関しては、勤務実態を把握するため事務職員などを立ち会わせるとともに、出張についても事後的な事実確認を義務付けることで、実態の伴わない経費支出の再発を防止するという。

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