〈企画〉京都大学学生寄宿舎吉田寮食堂建築が文部省営繕設計による現存最古の建築である実証(2012.11.01)

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京都大学学生寄宿舎吉田寮食堂建築が文部省営繕設計による現存最古の建築である実証
―文部省営繕設計による現存最古となる建築の発見 その1―
山根 芳洋(七灯社建築研究所)

9月18日に吉田寮自治会と大学当局との間で、吉田寮食堂の補修と焼け跡への吉田寮新棟建設が合意された。大学当局が、「吉田南最南部地区再整備・基本方針(案)」を発表したのが2009年4月のこと。それから3年半の紆余曲折を経て、耐震改修や新築工事で目まぐるしく姿を変えるキャンパスにあって、「最後に残された空間」ともいえる同地区も、遂に変化の一歩を踏み出すこととなった。さらに現在、吉田寮本体の老朽化対策をめぐる寮自治会と当局の交渉、学生集会所の老朽化をめぐる使用サークルと当局の折衝も続けられており、同地区の将来はまったくの未知数である。

ところで、吉田寮本体は築99年、学生集会所が築101年と、非常に「古い」、しかも木造の建造物が「現役」として使用されているのが、吉田南最南部地区の特徴といえるが、これら一連の建築群の歴史的、建築的な価値に対し、これまで光が十分に当てられてきたとはいいがたい。そこで今回は、吉田寮食堂を調査した結果、この建物が実は築123年という、京大のみならず日本国内で現存する最古の大学建築物である可能性が高い事実を発見した、七灯社建築研究所主宰・山根芳洋さんの論文を掲載し、同地区の建築群について考える一助としたい。(編集部)


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