異分野学生が集結、議論 京都アカデメイアで交流会(2011.05.16)

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4月26日、人間・環境学研究棟にて、同研究科と総合人間学部の学生らが中心となって運営する自主ゼミネットワーク「京都アカデメイア」の異分野学生交流会が開かれ、約50人が集まった。テーマは「異分野交流の意義とこれから」で、パネリスト4人によるトークセッションののち、会場全体で議論を行った。

異分野の人と交流しようとしても、自分の学問領域の中で考えた異分野の人にしか出会えないといった意見や、本来大学は学際的な研究を行うべきであるのに、タコつぼ化してしまっているのが現状であるなどといった意見が出された。また、そこから異分野交流の妨げとなっているのは何かという議論に発展した。

高校時点で理系文系に分けられているのが現代のアカデミズムの縮図になっているのではないかということ、今後の役に立つかどうかで考えてしまい、異分野への興味関心が削がれてしまうといった問題提起がパネリストによりなされた。また、プロ(ここでは、その分野だけで生計を立てられる人を指す)になった後は専門分野にこだわらざるを得ず、異分野をまとめるコーディネーターのような存在が必要なのではないか、といった主張も提示された。

会場には他大学生や留学生も訪れ、受験制度の問題ではなく、諸外国でも分野の細分化が起こっているといった意見や、交流の必要性がある人は自分から話を聞きに行ったり、本を読んだりするのではないかという意見が出て、議論が盛り上がった。

今回の交流会では異分野の専門についての議論には踏み込まず、その前段階の議論に留まった。参加した学部生の一人は「異分野の専門について話すと思い、理解できるか心配だったが、交流に焦点が当たっていて分かり易かった。今後の交流について考える上でいい機会となった」と話した。(空)

《本紙に写真掲載》

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