自主ゼミネットワークという試み 京都アカデメイア(2010.11.01)

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人間・環境学研究科と総合人間学部の学生らが中心となってつくる自主ゼミネットワーク「京都アカデメイア」は、点在する自主ゼミをつなげる試みを行っている。会のホームページには約10の勉強会と、アカデメイアが開く模擬授業が掲載され、カレンダー形式で何が開催されるのかわかるようになっている。これら勉強会は個々で独立しており、京都アカデメイアによって結び付いた形だ。

結成のきっかけは、院で勉強していたが物足りないという院生たちの本音だった。そこで自分たちで授業をすればもっと面白くなるのではないかと考え、月一回の模擬授業を始めた。こうして京都アカデメイアを今年4月に結成したという。現代思想、数学、様々な分野を他分野の人に分かりやすく伝える模擬授業は、学部・院から専門を超えての多数の参加者から好評を得た。並行してホームページ作りも進めた。読書会のネットワークをつくり、イベントや書評の掲載、模擬授業をYouTubeにアップロードした。今もスッタフ10名前後で京都アカデメイアは運営されている。

人間・環境学研究科内での研究室の結び付きは薄いのだろうか。発起人の院生によれば、「人環は様々な分野が集まっているが、制度としてのネットワークが弱い。実情としては縦割り制度。研究室によって差はあるが、教授が研究室の『一国一城の主』となっているところもある。大学がそうした制度づくりに動き出すまで待っていられなかったし、自分たちで主催した方が面白いと考えた」と話す。「京都アカデメイアは、文理・学部・院・大学や社会人/学生の枠を超え、学ぶ場にしたい。大学の正規の枠組みに乗っていけない人も、社会人として就職した人も学べるように。」。模擬授業は五回目を迎えた。20名前後が参加し、教員が見に来ることもあるそう。「模擬授業が最終的に正規の講義として認められれば。また、今は人環・総人からの参加者が多いが、専門を超えて京大・関西に活動を広げたい」と抱負を語る。

NFでは社会学者の鈴木謙介・関学准教授を呼んで公開討論「いま、大学で〈学問〉する意味」を開く。21日(日)13時~17時、場所は法経第七教室。大学の就職予備校化、ポスドク問題などに焦点を当てる。詳しくはhttp://www.kyoto-academeia.sakura.ne.jp/まで。

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