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Topic’08 学祭、半世紀きざむ

2008.12.03

11月21日から24日にかけて、今年で50回目を迎える京都大学11月祭が開催された。クスノキ前の正門も見事に様変わり。中央・吉田南キャンパスは大勢の人で賑わい、どこからともなく流れる音楽と、どこからともなく漂うおいしそうな匂いで満たされた。

11月祭50周年を記念して、「研究室企画」と題された研究交流会が時計台2階国際交流ホールで行われた。参加したのはゲノム科学や理学療法学など9つの分野の研究室。その中の1つである東南アジア研究所柴山研究室は「左京区・大学と地域の相互交流促進事業」の一環として参加した。

会場では専門的なパネル発表だけでなく、液体窒素を使った超電導実験やプラズマの観測映像が用意された。集まった家族連れや受験生など幅広い層の来場者は、研究室スタッフの説明を熱心に聞きながら各ブースを回っていた。

研究室企画が開催された11月祭最終日は生憎の雨模様だったが、11月祭事務局の松本主任(工学部・二回生)は「雨宿りの人が来てくれて、ちょうど良かったかも」と笑顔を見せた。

《本紙に写真掲載》

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