文化

【講演会告知】 上杉隆 「記者になりますか?それともジャーナリストになりますか?」

2008.10.23

11月祭にて京都大学新聞社は、以下の要領で講演会を開きます。

 講師:上杉隆 (フリージャーナリスト)
 演題:「記者になりますか?それともジャーナリストになりますか?」
 日時:11月24日(月・祝) 14:00~16:00
 場所:法経第6教室
 入場料:500円(資料代として)


「日本の政治は腐ってる」新聞やテレビは毎日のようにこう繰り返しているが、自分たちはどうなのか。

握りつぶされるスクープ、口先だけの批判と権力への媚び、訂正されない誤報、押し紙、そして閉鎖的な記者クラブ。数え上げればきりがない醜態の数々。

こんな日本で何も考えず大手メディアに就職したら、数年で立派な「記者(Kisha)」になってしまう。本当の意味でジャーナリストになるためには、そして日本のジャーナリズムを立て直すために如何に生きればいいのか。『ジャーナリズム崩壊』の著者である気鋭のフリージャーナリスト上杉隆氏が私たちの疑問に答えます。

もちろんジャーナリスト志望者だけでなく、政治を志す人、総選挙がいつになるのか気がかりな方、生で上杉隆が見たい方・・・ももちろん大歓迎。お誘い合わせの上ご来場ください。


上杉 隆
鳩山邦夫議員秘書を経て、ニューヨークタイムズ勤務、02年よりフリーの政治ジャーナリストとして活動し、安部政権崩壊の様子を詳細にレポートした『官邸崩壊』、今年夏には日本のメディアの腐敗を暴いた『ジャーナリズム崩壊』を執筆。最近では麻生政権の冒頭解散の予言とその先送りを報じつづける大手メディア批判を積極的に繰り広げる気鋭のジャーナリスト。

主な著作
「石原慎太郎『五人の参謀』」(小学館)
「田中真紀子の恩讐」(小学館)
「田中真紀子の正体」(草思社)
「議員秘書という仮面」(小学館文庫)
「小泉の勝利 メディアの敗北」(草思社)
「官邸崩壊 安倍政権迷走の一年」(新潮社)
「ジャーナリズム崩壊」(幻冬舎新書)

略歴
1992年     都留文科大学文学部英文学科卒業
1993年 4月~  テレビ報道局(NHK)
1995年10月~  衆議院議員秘書(鳩山邦夫事務所)
1999年8月~  ニューヨークタイムズ東京支局取材記者
2002年9月~  ジャーナリスト(フリーランス)

ブログ:東京脱力新聞2.0
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