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学生支援 センター 658名の個人情報流出 企業宛メールを誤送信

2021.08.01

京都大学学生総合支援センターは7月29日、システムの不具合により企業宛てのメールを誤送信し、個人情報を流出させたと公表した。現時点では被害は確認されていない。

同センターキャリアサポートルームは4月20日、企業情報を管理するシステムの連続メール送信機能を用いて、6月に開催される「京都大学夏のキャリアフォーラム」への参加案内メールを企業担当者に送信した。この際にシステムの不具合が生じ、CC欄に他企業のメールアドレスが最大16名分記載された状態で658名宛てのメールを送信した。CC欄に記載された16名が最大658通のメールを受信し、企業名、部署名、担当者氏名、メールアドレスといった他企業の情報を取得できる状態となったという。誤送信した当日中に、関係者全員に対し謝罪を行い、メールの破棄を要請した。

今回の不具合を受けて同センターは、システムの開発業者にプログラムの修正を指示したという。再発防止策については、「送信前に複数人によるチェックを厳重に行う」としている。