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「相撲で元気と勇気を」 大相撲京都場所

2017.02.25

10月20日、島津アリーナ京都(北区)で大相撲京都場所が開かれ、約5000人の観客が詰めかけた。

午前には、力士が七五調の囃子「相撲甚句」を披露したほか、ちびっこわんぱく相撲が催された。午後からは十両以上の力士による取組があり、9月の秋場所で優勝した豪栄道関と琴奨菊関の一番で会場の盛り上がりが最高潮に達した。取り組みは豪栄道が上手投げで勝利を収めた。

秋のこの時期に巡業が京都に来るのは今年で3年目となる。四方八洲男・実行委員会本部長は、京都場所の狙いとして相撲道という伝統を重んじることなどを挙げ、「京都場所を秋の風物詩として定着させたい」と話した。また、「相撲を通して元気と勇気を与えたい」と震災や地震の影響で京都に避難している家族や障害者団体、児童福祉団体をおよそ1000人招いたほか、日本文化を知ってもらおうと留学生500人を招待した。本場所であげた利益はすべて寄付される。京都場所開催に先立ち10月1日には、京都市立東山泉小・中学校に土俵が寄贈された。                        (小)

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