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職組賃下げ訴訟 証人尋問

2014.11.16

10月29日及び11月5日、京都大学職員組合を原告とする未払い賃金請求訴訟の証人尋問が京都地方裁判所で行われた。10月29日が被告側、11月5日が原告側の尋問。

原告側からは高山佳奈子、西牟田祐二、石田茂光各氏、被告である京大からは廣中保彦、川内亨両氏が証言台に立った。

これまでの口頭弁論において確認されてきた通り、国からの賃下げ要請は実質的な強制であったか、給与削減及び給与削減率の合理的な根拠、賃下げに際して京大が職員に対して十分な説明を行ったか、職員らの「黙示の同意」の有無などが主な争点となった。また原告側は、給与引き下げによって研究・教育活動にも支障が出ていることを強調した。

尋問後の報告会では、西牟田氏が「主張は明確に出せた」とコメントした。

最終弁論は来年1月22日10時から京都地方裁判所101法廷で行われ、その後裁判は結審へ至る。

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