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葵祭 今年も京大に求人掲示依頼せず 学生意見箱に再開要望も

2026.07.01

今年度、葵祭行列保存会は昨年に引き続き、京大に葵祭の求人掲示を依頼しなかった。昨年、保存会と京大は女性学生と留学生のアルバイト募集を巡って意見が対立し、保存会が依頼を取りやめた。今年度、保存会はボランティアとして日本人男性学生のみ募集しようと事前に問い合わせたが、京大は引き続き不当な理由による女性・留学生の募集制限は違法だとした。一方で、京大の学生意見箱には募集再開を希望する声も寄せられた。

葵祭は上賀茂・下鴨神社の例祭。毎年5月に催され、一昨年までは京大の日本人男性学生が毎年40名ほどアルバイトとして参加してきた。

京大は昨年、保存会のアルバイト募集において女性学生や留学生の応募を認めるよう要請した。これに対し、保存会は女性更衣室がないことや留学生への所作の研修の必要性、神事の性質を理由に条件の変更を拒否し、「意見の不一致」を理由に募集依頼を取りやめた。

保存会によると、今年度のボランティア募集について京大へ問い合わせたところ、「ボランティアであっても男女雇用機会均等法を適用する」との返答だったため、京大には募集を依頼せず、京都産業大や立命館大などで募集したという。本紙の取材に対し、保存会は「葵祭の本来あるべき姿の変更は歴史的に好ましくない」とし、今後も日本人男性に限定したボランティア募集を継続すると述べた。

5月12日には学生意見箱に葵祭のアルバイト募集再開を要望する意見が投稿された。これに対し京大は22日付で「ジェンダーや人権などの観点に適合した募集依頼があった場合は前向きに検討する」と回答した。