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吉田寮 元寮生の会 総長らに申入書 現棟建て替え撤回求める

2026.06.16

吉田寮 元寮生の会 総長らに申入書 現棟建て替え撤回求める

会員4名が申入書を手渡した=学務部棟

4月に京大が発表した吉田寮現棟の建て替え方針をめぐり、「21世紀に吉田寮を活かす元寮生の会」は6月17日、湊長博総長と國府寛司・学生担当理事宛てに、方針の撤回などを求める申入書を提出した。書面では、寮自治会と対話しないまま一方的に方針を決定したとして京大の姿勢を批判。6月末を返答期限とし、総長と学生担当理事による同会・市民・学生との面会の実施も求めている。同会による申入書の提出は昨年9月以来。

17日、会員4名が代表して学生支援課を訪れ、職員に申入書を手渡した。申入書では、建て替え方針の撤回のほか、寮自治会との話し合いの再開や、現棟の歴史的価値を残した補修・改修を要求している。

同会によると、昨年9月の申し入れでは現棟の耐震工事を求めたものの、返答が得られなかったという。京大が申し入れを聞き入れないまま建て替え方針を発表したことについて、同会の理事を務める冨岡勝・近畿大教授は「大学として無茶をしているようで心配だ」と強い懸念を示した。

同会は今後も学習会の開催などを通し、元寮生の立場から、京大の取り組みへの注視を続けていくという。

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