京大 研究諮問委員会を設置 卓越大向け「戦略的」資源配分へ
2026.06.01
京大は4月23日、国際卓越研究大学(卓越大)の認定に向け、研究における資金や人員といった資源配分などの助言を、プロボストに行う研究諮問委員会を設置した。人選・委嘱は現在調整中だという。研究諮問委員会がデパートメントへの研究評価や、研究戦略などの検討を行い、それをもとにプロボストが研究に関して「戦略的」な資源配分を行う。一方、文部科学省の有識者会議は4月24日、京大の卓越大認定は「審議継続」と判断した。
京大によると、従来、部局への資源配分は、教員数や学生数、面積などに応じた配分が中心だった。今後は「全デパートメントの活動に必要となる基盤的な経費を確実に担保」しつつ、「研究評価連動型支援」と「重点戦略支援」を行う。前者では、デパートメントによる研究力強化戦略を、後者では、重点分野強化、新学術分野開拓・次世代育成などの取組を研究諮問委員会が評価し、それをもとにプロボストが資源配分する。
研究諮問委員会は、研究推進担当理事や総合研究推進本部長などから構成され、常任委員会、運営部会、領域別分科会を置く。京大によれば、研究諮問委員会と常任委員会の委員名簿と議事要旨は基本的には公表するという。
2025年に公開された卓越大に関する計画案の概要によると、研究諮問委員会の評価は、「京大ビジョン(仮称)」との整合性にも基づくという。なお、4月1日には、理事ではない副学長として、京大将来ビジョン担当が新設され、立川康人・工学研究科教授が任命された。職務内容や新設の狙いについて、京大は回答を避けた。また、教員組織である学系の業務に、研究組織の将来構想に関することが追加された。京大によると、デパートメント制への移行に係る全学的な議論を加速することが狙いだという。
4月24日、文科省の有識者会議は、京大の卓越大認定に関して「審議継続」と判断した。25年12月、有識者会議は京大を卓越大の認定候補に選出した上で、各デパートメントの研究力強化戦略等の検討の基となる全学計画としての京大ビジョンの明示、新たな研究組織体制「デパートメント制」への移行状況の2点を確認した後で、最長1年以内に正式認定するべきと判断していた。24日の有識者会議による「審議継続」の判断は、この2点に関する京大からの説明と質疑応答を受けてのものだという。
京大によると、従来、部局への資源配分は、教員数や学生数、面積などに応じた配分が中心だった。今後は「全デパートメントの活動に必要となる基盤的な経費を確実に担保」しつつ、「研究評価連動型支援」と「重点戦略支援」を行う。前者では、デパートメントによる研究力強化戦略を、後者では、重点分野強化、新学術分野開拓・次世代育成などの取組を研究諮問委員会が評価し、それをもとにプロボストが資源配分する。
研究諮問委員会は、研究推進担当理事や総合研究推進本部長などから構成され、常任委員会、運営部会、領域別分科会を置く。京大によれば、研究諮問委員会と常任委員会の委員名簿と議事要旨は基本的には公表するという。
2025年に公開された卓越大に関する計画案の概要によると、研究諮問委員会の評価は、「京大ビジョン(仮称)」との整合性にも基づくという。なお、4月1日には、理事ではない副学長として、京大将来ビジョン担当が新設され、立川康人・工学研究科教授が任命された。職務内容や新設の狙いについて、京大は回答を避けた。また、教員組織である学系の業務に、研究組織の将来構想に関することが追加された。京大によると、デパートメント制への移行に係る全学的な議論を加速することが狙いだという。
卓越大審議は継続
4月24日、文科省の有識者会議は、京大の卓越大認定に関して「審議継続」と判断した。25年12月、有識者会議は京大を卓越大の認定候補に選出した上で、各デパートメントの研究力強化戦略等の検討の基となる全学計画としての京大ビジョンの明示、新たな研究組織体制「デパートメント制」への移行状況の2点を確認した後で、最長1年以内に正式認定するべきと判断していた。24日の有識者会議による「審議継続」の判断は、この2点に関する京大からの説明と質疑応答を受けてのものだという。
