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総長選考 6月16日に新総長決定へ 卓越大認定へ意志と実行力求める

2026.05.01

総長選考 6月16日に新総長決定へ 卓越大認定へ意志と実行力求める

総長選考のプロセス(京大の発表を基に編集部で作成)

4月6日、京大総長選考・監察会議(選考会議)は総長選考の実施を公示した。9月末に迎える湊長博・現総長の任期満了に伴うもので、選考会議による2回の面接と学内の意向調査を経て、6月16日に選考会議が総長候補者を選出する。

京大の総長選考は、学内・学外委員各6名からなる選考会議が行う。一次選考では、学内予備投票を踏まえて教育研究評議会が推薦した15名程度の適任者に、学外候補者を加えた中から、選考会議が提出書類などを勘案して6名の一次候補者を選出する。その後、選考会議が一次候補者への面接と、学内の意向調査を実施する。二次選考では、それらの結果などを受けて決定された面接対象者に選考会議が面接を行い、2回の面接と意向調査の結果などを「総合的に勘案」した上で、選考会議が合議により総長候補者1名を決定する。選考プロセスには、今回から新たに、選考会議による一次候補者への面接が二次選考の前段階に加わった。これは二次選考の面接対象者を決めるもので、京大は「総長候補者としての資質を確認するため」に追加したとしている。

総長選考の基準となる「望まれる総長像」では、前回(2020年)の4項目に加えて、卓越大認定に向けて「大学運営の大胆な変革を実現する強い意志と実行力」が求められている。京大は本紙の取材に対し、研究等体制強化計画の実現が「極めて重要な課題となっていることを踏まえた」変更だとしている。

前回の総長選考の後、大学の予算の作成などを行う機関「運営方針会議」の設置が義務付けられた。学外委員が過半数を占める運営方針会議は、総長選考に関し選考会議に意見を述べることができる。京大によると、選考会議が起草した「望まれる総長像」に運営方針会議が意見を述べ、それを踏まえて選考会議が「主体的に策定」したという。なお京大は、運営方針会議がどの選考段階で、どのような意見を述べるかについて「何らかの想定をおいているものではない」としている。

4月23日に最初の日程である学内予備投票が行われた。京大職員組合は本紙の取材に対し、学内予備投票の結果は「教育研究評議会の委員以外の教職員には知らされていない」と回答した。また職員組合として、5月25日に一次候補者に公開質問状を送る予定だとし、「鋭意作成中」と述べた。なお、職組の中央執行委員会は14日付で、選考会議と教育研究評議会宛てに「透明性の高い総長選考手続きを求めます」と題した要請書を提出した。意向調査で過半数を得る候補者がいない場合は決選投票を行うことなどを求めている。

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