夜空に映える古刹 高台寺 春の特別拝観
2026.05.16
プロジェクションマッピングが映し出される門
高台寺は正式には高台寿聖禅寺といい、豊臣秀吉の死後、正室の北政所が秀吉の冥福を祈り供養するため1606年に建立した。建立当初の建物のいくつかは焼失しているものの、境内には重要文化財に指定されている建造物が存在し、アンドロイドが拝観者に教えを授ける「アンドロイド観音マインダー」があるなど、京都に数ある寺社仏閣の中でも特に魅力あふれた場所である。
今回の特別拝観は「永遠の絆 春 ねねとまつ」をテーマに行われた。夜空の暗さと対照的にライトアップされた高台寺はどこも美しく、門に至る石段すらも写真に残す人の姿が見られた。池に囲まれた堂や周りの木々は、暗い池に鮮やかに反射しとてもきらびやかだった。目玉のプロジェクションマッピングは本堂正面の石庭と閉ざされた門を利用しており、様々な色を使ったとても幻想的なものだった。拝観者は庭に着くなりプロジェクションマッピングに目を奪われ、終わるまでその場を動くことができなかった。昨年には夏や秋にも特別拝観が行われていて、それぞれの時期ならではの拝観ができる。(伊)
