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空手道部 全国・2回戦で敗退

2009.12.06

11月23日、大阪市中央体育館で第53回全日本大学空手道選手権大会が開かれた。京都大学は男子部のみ出場し、1回戦で酪農学園大学と対戦した。チームとしては4-1で京大が勝ち上がった。京大側先鋒の剱持の相手は上段蹴りを多用する選手。うまくさばきながら上段突きを刺しこみ3-0で勝ち。次鋒の鈴木は得意の中距離の間合いをキープし続け、打ちあいを制し6-1で勝ち星をあげた。中堅を任された内田は相手の堅いガードに苦戦するが、相手の反則打でポイントを取り1-0で勝ちを拾う。副将の奈須野の相手は素早いフットワークから上段突きを差し込んでくる選手。足で追いつけず0-4で負けた。大将戦の清水。試合は典型的な突き技の押収の様相を見せるが、技の精度で相手を上回り、6-1でポイント勝ちした。

2回戦は日本大学との対戦。日本大学の選手は総じて上段突きと前拳のスピードが速く、突き技でポイントを奪われる。全員がポイント負けし、チーム成績0-5で京大は敗退した。

また、同大会に出場した東京大学空手道部と翌日に交流戦を行った。「東大戦」と呼ばれるこの行事は毎年行われ、ほぼ全部員総当りの大規模な団体戦で、勝った大学の側に優勝杯が贈呈される。ここ数年は東大が強く、去年に続き今年も京大が負けた。3-21の大敗であった。