沖縄で生きる人々の実相写す 出町柳「かぜのね」で写真展(2009.11.16)

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11月7日から14日にかけて「石川真生写真展―沖縄・基地を取り巻く人々」が、出町柳駅前の多目的スペース「かぜのね」にて開催された。主催は沖縄・辺野古への新基地建設に反対し、普天間基地の撤去を求める京都行動グループちゃんぶる~。

石川氏は1953年沖縄生まれ。日本への「返還」を前にして騒然とする沖縄社会の中で多感な時期を過ごし「燃える島沖縄を何かで表現したい」との思いで写真家の道に入ることを決意。東京の写真学校で学んだのち沖縄で表現活動を行っている。いわゆる「客観性」を求めるのではなく、被写体に密着しときには一緒に生活をしながら、自分自身が見て・体験したことのみを撮影するスタイルを取っている。

米軍基地周辺に点在する外人バーで米兵を相手に商売をするフィリピン人女性を撮った「フィリピン」(1989年)や、沖縄ではタブーとされてきた県内に駐在する自衛隊員とそれに関わる人々をテーマにした「沖縄と自衛隊」(1995年)といった作品がある。
会場では前述したフィリピン人女性と米兵が戯れる写真や、辺野古で 写真など数十枚が展示され、基地という存在がもたらす多様な側面を映し出していた。

辺野古への米軍基地移設をめぐっては、反対する地元住民が2000日以上にも渡る現地座り込み闘争を決行している。県外移設を公約に掲げた鳩山政権が成立したものの、公約が守られるかあやしくなったため、8日には改めて県内移設に反対する集会が沖縄県内で開かれ2万人を超える県民が集まったばかり。そうした情勢を受け同集会の模様を伝える沖縄県内紙の号外なども展示されていた。

展示以外にも7・8日に2日連続で石川氏本人を招いてのトークショーが催されたほか、14日には沖縄出身者による三線と唄のライブも行なわれるなど多彩なイベントとなった。

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