京大、前年比45人増加はトップ 新司法試験(2009.10.16)

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法務省司法試験委員会は9月10日夕方、09年新司法試験の結果を発表。京都大学法科大学院は受験者数288人(既習205人、未習83人)中、合格者数145人(既習120人、未習25人)。合格率50・3%は全法科大学院中3位であり、京大の前年成績41・5%=5位からは躍進となる。

新司法試験全体の状況としては7392人が受験、2043人が合格し、全体合格率は過去最低27・6%。2006年に新司開始以来、当初7~8割の想定合格率を大幅に下回り、右肩下がりに合格率が低下した結果3割を切る事態に至った。これを受け10月7日には民主党も制度見直しの検討開始を発表。

京大では、昨年法曹養成見直しの文部科学省提案を受けて東京大学とともに法科大学院定員削減に動き、200人の定員を160人に削減した。中央大学や早稲田大学など私大高順位校は全体的削減に消極的だが、設置基準厳格化等の処置は避けられない見通し。

一方で、法科大学院修了後3年を定めた受験資格年限が現実化。今回、京大も2005年度修了者3人が受験し、1人が合格している。全体では130人が受け、8人のみ合格。法曹志望のリスクとして注目されていた制限が顕在化するところとなった。

京大法科大学院生の間では、「マーク式の択一試験が弱い」「民法重視で、刑法や訴訟法が抜けている」等といった声が上がっていたが、教員の側からもそれを危惧する声は聞かれており、従来の傾向をふまえた学習対策が功を奏したものとみられる。

《本紙に上位10校と全体の合格者数・前年比増減・受験者数・合格率を掲載》

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