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新型インフル、学内で感染拡大

2009.09.25

京都大学関係者の発症が続出している。総務課リスク担当の森氏によると、9月8日現在で、報告のあった感染例は99件。これからも増加することが予想される。

8月10日には、京都大学応援団に所属する学生数人が新型インフルエンザを発症した。応援団によると、同月1日から開催された、全国七大学総合体育大会での応援にて感染。その後の京都大学オープンキャンパスの際に発症したと見られるという。重症化はせず、応援団は通常通り活動を続けている。

大学は学生、教職員に対して手洗い、うがいを勧告している。同時に、発熱等のある者は合宿、遠征等に参加しない、各所にアルコール消毒液を設置するなど、課外活動等を実施する、あるいはこれに参加する者への感染防止策を大学ホームページで公開している。また、総務課のリスク担当で新たな対応を検討し、近日中に同ページで発表するとしている。その他新型インフルエンザに関する新たな情報を入手し次第、同様に掲載していく予定であり、学生にホームページの定期的な閲覧を奨励している。