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1回生語学クラス改変 50人クラス解体へ

2009.04.04

3月中旬に公表されたシラバスの09年度版更新により、新年度の全学共通科目英語ⅠRの定員は35人であることが明らかになった。英語ⅠRはアカデミック・リーディングのクラスであり、これまで50人のクラスに対応した編成がなされていた。

高等教育研究開発推進機構によると、今回の改変の背景には、全学共通科目の内容を討議する学部横断的な専門の委員会で、近年の英語教育需要に対応した少人数制クラスの編成が決議されたことがある。同じ英語Ⅰのライティングのクラスでは既に35人クラスが採用されており、第二外国語は各語により違いはあるが、基本的に少人数で行われる。

改変により50人クラスに対応した授業は消失するが、クラス制度自体は存続し、例年通りの掲示がなされる模様。NFの出店など、年間の行事にはクラス単位であたっていた経緯から、新入生へのクラス継承にあたって影響が出るのは必須。法学部などでは例年クラス単位で2回生主催の茶話会が開かれており、一時混乱も見られた。