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１０月２６日、ニッポン放送のラジオ番組「中川翔子のＧ（ギザ）サイエンス！」が農学部総合館Ｗ１００教室で公開録音された。学生ら約１５０人が詰めかけ、「新世紀エヴァンゲリオン」の登場人物（赤木リツコ）に扮した中川翔子さんを万雷の拍手で迎えた。

「しょこたん」の愛称で親しまれる中川さんがパーソナリティを務める科学番組で、大学の研究員に最先端の研究内容や将来の夢を聞く。今回、番組１周年を記念して「ＫＹＯＣＥＲＡ近未来ｓｔｏｒｙ 『中川翔子のＧサイエンス！』学園祭 京都大学スペシャル」と題し、約１時間の公開録音が企画された。

京都大学の研究室が扱われるのは６回目で、今回は免疫分野の坂口志文研究室（再生医科学研究所）、宇宙物理学の川合光研究室（理学研究科）から３人ずつ学生が招かれた。川合研究室は、ノーベル物理学賞を今年受賞した益川氏、小林氏が助手時代に所属していた。研究成果の紹介に中川さんがツッコミや感想を入れ、「彼女（彼氏）はいますか？」など私生活まで掘り下げる質問も。６人は「食物アレルギーを根本的に治せる治療法を見つけることができたら」「超弦理論（＝超ひも理論）を使って、宇宙がどうやって始まったかを理解したい」などの夢を語った。

京都大学に来るのは初めて、という中川さんは「広くて緑が多い」「のどかな雰囲気」「ノーベル密度高ス（高い）！」などと感想を話した。

収録内容は３０分間ずつ分けて放送される。関西地域では、坂口研究室分が１１月１４日２４時３０分～（ＫＢＳ京都）、１８日２３時３０分～（ラジオ大阪）。川合研究室が２１日２４時３０分～（ＫＢＳ京都）、２５日２３時３０分～（ラジオ大阪）の時間帯で放送される。

《本紙に写真掲載》