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新たな全学寄附講座設置

2008.10.23

京大は9月30日、全学寄附研究部門として「微生物科学寄付研究部門」を設置した、と発表した。寄付総額は2億5千万円、寄付者は財団法人発酵研究所。環境保全技術などに有用な微生物機能の探索研究、その基盤となる微生物資源の収集・分類・保存に関する研究などを行う。研究開発の過程を通して微生物教育を支援し、次世代の微生物学者の育成を図る。従来、京都大学で微生物研究を行ってきた研究室とも連携を図るという。

部局ではなく、「大学」に寄付講座が設置をされるのは京大ではこれが初めて。農学研究科応用生命科学専攻の助教であった小川順氏が講座の特定教授に着任する。