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〈Topic ‘21〉過去の英雄を偲ぶ 鞍馬寺 義経祭

2021.09.16

9月15日に、京都市左京区の鞍馬寺で源義経(幼名牛若丸)をたたえ、偲ぶことを目的として法要を行う義経祭が開催された。鞍馬寺は源義経が11歳から16歳になるまで過ごし、天狗の鞍馬山僧正坊や陰陽師鬼一法眼から兵法や武芸、神通力を習ったとする伝説が残っている。祭りでは牛若丸に見立てられた10人の鞍馬山保育園の児童たちが、住職の子息である執行に連れられて本殿に入場し、執行が小一時間ほど経を読んで終了した。新型コロナの影響で参観者は10人程度と少なく、祭りは静粛に執り行われた。

鞍馬寺には叡山電鉄かバスで向かったのち、入口と本殿を結ぶケーブルカーに乗る必要がある。愛山費は300円、ケーブルカーが片道200円で、拝観時間は9時から16時15分までだ。(穂)

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