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京大職員 収賄容疑で逮捕 桂キャンパスに家宅捜索

2021.09.16

京都府警は8月6日、京大の職員を収賄の容疑で逮捕し、7日には関係先として桂キャンパスを家宅捜索した。京大は職員の逮捕に対し、ホームページ上で「容疑の内容が事実であれば誠に遺憾」と述べ、「事実関係が明らかになった時点で、厳正に対処する」という見解を示している。

各紙の報道によると、当該職員の容疑は昨年5月から今年7月にかけて、桂キャンパスの設備工事の随意契約で、業者を選ぶ際に有利になるための謝礼だと知りながら、電気設備業者の社員から6回にわたって家電製品を受け取ったというもの。社員は贈賄の容疑で逮捕され、2人とも容疑を認めているという。本紙が容疑の内容に関して、京大に事実確認を行ったところ、家宅捜索を受けた事実は認めつつも「その他の詳細については、捜査中であり確認できていない」と回答するにとどめた。