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6月20日まで原則オンライン 緊急事態宣言 再延長で

2021.06.01

京大は5月31日、原則オンライン授業の方針を6月20日まで継続すると発表した。政府が京阪神地域への緊急事態宣言を延長したことを受け、学内の活動制限の据え置きを決めた。4月22日にレベル2(−)に引き上げ、5月10日時点では5月末まで制限を継続すると表明していた。

京阪神地域では5月中旬以降、新規感染者数は減少傾向にあるが、3府県の知事は26日、医療体制が逼迫しているとして緊急事態宣言の再延長を共同で要請した。政府は28日、9都道府県への宣言を3週間延長すると発表した。

今後の対応について京大は31日付の発表で、感染状況によっては活動制限レベルの引き下げも検討すると付記している。

5月 学生11名感染

5月に京大が感染判明を発表した学生は11名だった。感染者の公表について京大は、「大学の運営に影響を及ぼすものがあれば公表する」と説明している。4月は23名だった。