5月末までオンライン授業 緊急事態宣言延長を受け(2021.05.16)

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京大は5月10日、5月31日まで原則オンライン授業を継続すると発表した。京阪神地域の緊急事態宣言が5月31日まで延長されたことなどに伴う措置である。京大は、4月の前期開講時点では、原則対面形式をとっていたが、関西圏での感染拡大や京都府からの要請をふまえ、4月19日には原則オンライン授業に移行すると発表していた。

5月10日、京大は12日までを目途としていた活動制限レベル2(−)を5月31日まで継続すると発表した。レベル2(−)では、対面授業は原則停止することを定めている。これにより多くの授業が引き続きオンライン形式で実施され、対面で実施される科目は演習や実習などの一部科目のみとなる。

今回のレベル2(−)の継続について、京大はホームページ上で、京阪神地域の3府県に発令されている緊急事態宣言が5月31日まで延長されたこと、また、基本的な対処方針として、日中を含めた不要不急の外出・移動、都道府県間の移動などの自粛が要請されていることなどを理由に挙げている。

京大は前期授業の開始時点では、大多数の授業で対面形式をとっていたが、4月以降の感染者数の急増、それに伴う京都府からの入構制限の要請などをふまえ、4月19日に活動制限レベルを2(−)に引き上げると発表し、22日以降、授業も原則オンライン形式へ移行していた。京大は、今後の感染状況次第では、制限レベルの引き下げも検討するとしている。

モバイルルータを貸与 経済的に困窮する学生に

4月27日、京大は経済的な事情により十分なネットワーク環境が整っていない学生を対象にモバイルルータの無償貸与を行うと、教務情報システム(クラシス)上で掲示した。4月22日以降、原則オンライン授業へ移行したことをふまえての措置である。5月15日まで申請の受付を行った。

ルータの貸与期間は8月初旬までを予定しており、利用目的はオンライン授業の受講に限られる。貸与の申請にあたっては、学資負担者の死亡や失職、コロナ禍による減収、また震災等での被災など、経済的困窮の要件を満たす必要がある。昨年度は、これらをルータ貸与の要件としていなかったが、今年度は前期授業の開講以前にネットワーク環境を確保しておくよう周知していたことなどを考慮して、経済的に困窮している学生のみを対象とした。4月27日から5月6日までで39名からの申し込みがあったという。

4月 学生23名感染 京大が公表

新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、4月に京大が感染判明を発表した学生は23名だった。感染者の公表方針について京大は、本紙の取材に「明文化したものはないが、大学の運営に影響を及ぼすものがあれば公表する」と説明した。未公表の学生を含む累計の感染者数については「回答を控える」と答えた。

京大の発表によると、4月3日から9日にかけて11名、11日から21日に7名、22日から30日に5名の感染が判明したという。京大は4月8日の授業開始から21日までの2週間、大半の科目を対面で実施し、22日以降は原則オンラインに変更している。

今回の制限強化後と同じレベル2(−)の対応をとっていた1月には、原則オンラインで授業を実施し、2月1週目を含む約1カ月間で10名の感染を発表した。授業終了後の2月と3月は、学生の感染公表はなかった。

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