厚生課棟前に熊野寮生30名 寮食巡る交渉求め(2021.04.01)

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春季休業中の熊野寮食堂での食事提供を巡り、2月5日に約30名の寮生が厚生課の建物前に集まったことを受け、京大は2月10日に声明を発表し、緊急事態宣言下だったことをふまえて「容認できない」と批判した。熊野寮自治会は、法学部の試験期間を考慮して食事提供の期間を延ばすよう求めたところ、大学がメールで拒否を告げたため、交渉のために窓口を訪れたと説明している。食事提供は延長されず、2月5日で停止された。

寮自治会は1月25日に要望書を出すなどして延長を求めたが、2月4日、大学は「授業期間を参考に決定した。変更はしない」とメールで通知した。「生活を左右する」と判断した寮生が、5日に厚生課窓口を訪れた。例年は寮との交渉を経て決めていることをふまえ、外食がはばかられる感染状況も考慮するよう求めたが、職員は「メールで回答した通り」と告げて交渉に応じなかったという。寮自治会によると、窓口のある建物の外には寮生約30名が集まっていた。屋外での交渉を要望したが認められなかったという。大学は1月25日付で寮自治会に対し、交渉の条件として3名以内とすることなどを通知していた。寮自治会は本紙の取材に「大学との間に結ばれた『確約』には団体交渉が定められている」と説明し、大学が条件を示したことについて「遺憾」とした。

また、大学は10日付の発表の中で、窓口での対応が食事提供を巡るものだったことを説明せず、昨年11月の時計台「占拠」に言及している。寮自治会は22日に声明を発表し、「ネガティブキャンペーンのために引き合いに出している」と批判した。大学は本紙の取材に、「感染拡大につながるおそれがあり、容認できないことを述べたもの」と回答した。

熊野寮自治会 大学に抗議書 時計台登攀の学生呼び出しに

昨年11月に熊野寮祭の一環で時計台に登った数名の学生に対し、大学が個別に面談での事情の説明を求めたことを受け、熊野寮自治会は2月22日に抗議声明を発表し、「ハラスメントだ」と批判した。24日には、呼び出しを撤回するか複数人での聴取を認めるよう求める文書を厚生課窓口に提出し、職員が受理した。熊野寮自治会は22日の声明で、「当局に対して弱い立場にある学生に、一方的に反省を押し付ける不均衡な構図」と指摘したうえで、参加者個人ではなく寮自治会と交渉するよう求めた。京大当局は本紙の取材に、呼び出しの事実や寮自治会の指摘について「答えかねる」と回答した。

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