京大 改めて盗掘を否定 琉球遺骨返還訴訟第2回(2019.06.01)

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京大が保有する琉球民族の遺骨の返還を求める訴訟の第2回弁論が5月17日、京都地裁で開かれた。原告は、被告京大の主張に反論し、遺骨の所有権は原告にあると主張した。また、原告で百按司墓の祭祀継承者の玉城毅さんが陳述し、遺骨の返還と京大の謝罪を求めた。一方京大は、改めて盗掘を否定した。

訴訟は、沖縄県今帰仁村の百按司墓から、1929年に金関丈夫・京都帝国大学助教授が持ち出した遺骨について、原告が返還と損害賠償を求めて昨年12月に提起した。京大は2017年に26体の遺骨を保有していることを認めており、墓に埋葬されていた王家・第一尚氏の子孫や松島泰勝・龍谷大教授ら原告5名が、その違法性を訴えた。

今年3月に開かれた第1回口頭弁論で京大は、金関の遺骨収集や保管に「違法性は全くない」と述べたほか、百按司墓の祭祀葬祭者が途絶えていると主張した。これに対し原告は今回の弁論で、金関が遺骨を収集した経緯や保有する権原についての説明を被告京大に求めた。また、「今帰仁上り(ぬぶい)」と呼ばれる聖地巡礼が続いていることなどを挙げ、被告の主張は事実に反すると反駁した。

次回口頭弁論は、8月30日14時から行われる。

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