11月祭 無観客で配信 収録のみ対面実施(2021.02.16)

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3月に延期された学園祭「11月祭」を巡り、全学実行委員会(全学実)が1月15日に会議を開き、すべての企画をオンラインで実施することを決めた。一部の企画で観客の来場を認める可能性を残していたが、断念した。一方、大学が動画収録のための対面活動を条件付きで認めたため、音楽ライブや演劇の配信が可能となる。公開期間は3月26日から3日間で、ネット上での交流企画も予定されている。

配信用の動画の収録について、大学は対面での課外活動全般に京大生以外の構成員が加わることを認めていないため、今回の11月祭でも他大学の学生の参加は不可となる。ただし、11月祭用に組織を立ち上げるなどして既存の課外活動団体が一切関わらない形であれば、11月祭事務局が個人的な活動と判断し、学外者を含む複数人での対面収録を認める場合もある。

一方、大学の感染症対策ガイドラインでは全学公認団体のみ活動を許可しているが、事務局と大学の協議の結果、今回の11月祭では、京大生であれば非公認団体でも団体名を出して対面で収録できることになった。手続き上は、非公認団体としてではなく公認団体である全学実の活動とみなされる。

11月祭事務局は2月8日、これらの内容を盛り込んだマニュアルの更新版を発表した。1月15日の会議を経て25日に更新していたが、複数の出展希望者から活動制限について問い合わせがあったほか、緊急事態宣言の延長をふまえて大学と再協議し、制限する活動の定義を明記した。事務局は、名簿や検温記録の提出など大学の定めるガイドラインに沿う対応を出展団体に求めている。

15日の会議では、事務局が観客動員の断念を提案し、承認された。理由として事務局は、大学から「追試験の前後で資料等を管理しており、構内に大勢の人間を入れたくない」との旨を伝えられ、教室の借用が認められなかったと明かした。京大は本紙の取材に答え、借用を許可しなかったことを認めた上で、観客動員について事務局に対し「環境安全保健機構の教員より、クラスターが生じるリスク等を指摘した」と説明した。

3月26日から3日間公開


開催期間について、例年より1日短い3日間とすることを事務局が提案し、これも会議で承認された。事務局は「オンライン開催は来場タイミングを選ばない。むしろ期間を長くもうけ過ぎるとグダついてしまう」などと説明した。延期後の日程は、授業や入試、予算年度の兼ね合いで候補が3月末に絞られた経緯があるが、日数については、事務局は本紙の取材に「大学当局からの打診や圧力があったわけではない」と回答した。

今年度の11月祭を巡っては、7月の会議で11月開催を見送り、11月の会議でオンライン中心とする方針を決め、2月までに詳細を確定することにしていた。全学実の会議にはすべての京大生が参加でき、今年度は事前申し込み制でオンライン開催としている。2月12日にも会議が開かれ、事務局が質疑に応じたほか、予算案が承認された。感染症対策費として30万円を計上した。

企画として、屋内外のステージで収録した動画の配信のほか、ビデオ会議ツールを用いた交流企画や通信販売などが用意されている。出展申請は2月15日で締め切られ、3月3日から9日にかけて学内での収録が実施される。ただし、2月14日時点で大学は屋内での対面活動を原則不可としているため、収録に制限が加わる可能性がある。事務局は「現在代案とともに検討中」と説明している。

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