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熊野寮で新型コロナ感染 寮生3名が陽性

2020.09.16

京大熊野寮は、寮生3名が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。それぞれ、8月22、27、28日に同寮のホームページで公表した。同寮で新型コロナウイルスの感染者が確認されたのは初めてである。

最初に感染が確認された1名の寮生は、8月19日に発熱や頭痛を発症し、21日にPCR検査を受け、22日に陽性が判明した。当該の寮生の濃厚接触者は3名であった。8月26日に、濃厚接触者の3名とは別に、1名の感染が確認され、8月27日に、最初に感染が確認された寮生の濃厚接触者である3名のうちの1名が感染していることが判明した。感染が確認された3名について、現在は症状が改善し、自治体が準備した施設から寮に帰っているという。

3月以降、日本で新型コロナウイルス感染が拡大したことを受けて同寮では、寮内イベントの自粛や延期、手洗いや換気の啓発、食堂の座席数の間引き、担当部署での体調不良者の情報共有などの対応を行ってきた。 同寮は今後の新型コロナ対応について、本紙の取材に対し、「具体的内容に関しては社会情勢を鑑みて適宜変更するが、寮内における新型コロナウイルスに対する対策は行っていく」としている。

9月17日21時配信

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