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熊野寮生 PCR検査を受診 陰性

2020.06.01

京大熊野寮の寮生2名が5月はじめにPCR検査を受診していたことが、同寮の発表でわかった。寮生2名はいずれも陰性で、現在症状は回復しているという。

1名は現在入寮中の寮生で、5月4日に発熱し、以降は隔離のもと自室で療養していた。その後、新型コロナウイルス感染の疑いのため5月8日に医療機関でPCR検査を受けたが、陰性と診断された。同寮は、当該寮生と同部屋の寮生や接触のあった寮生についても、保健所の指導のもと健康観察を寮内で実施し現在では当該寮生は回復し、その他の寮生についても感染が疑われる症状は確認されていない。

もう1名に関しては帰省していた学生で、5月2日に発熱し、以降は自宅で療養していたが、5月8日にPCR検査を受けた結果、陰性と診断された。当該の寮生は現在では回復し、その家族についても新型コロナウイルス感染の症状は見られないという。

同寮では4月5日に「新型コロナウイルス感染拡大を受けての熊野寮としての対策について」を発表しており、帰省先が都市部であったり、高齢者や基礎疾患を持つ人と同居しているなど、熊野寮に残る必然性がある寮生以外は帰省するという方針をとっていた。なお、この措置は4月12日までの期限を設けたもので、13日以降、帰省の推奨は行っていないという。また同寮は、寮内で換気の徹底や会議のオンライン化、食堂の座席数の間引きなどの対応をとっている。

6月1日10時30分配信

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