京大 コロナに関する本庶氏の声明公表 本庶氏をかたる偽情報の流布を受け(2020.05.16)

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京大は4月28日、本庶佑・高等研究院副院長の見解と称する、新型コロナウイルス感染症の誤った情報が海外で報道されていることを受けて、それらの情報を否定する本庶氏の声明文を、ホームページに掲載した。

本庶氏は、声明文で、「私と京都大学の名前が、偽の告発と誤った情報を拡散するために使用されていることに、私は非常に驚いています」としている。さらに、「当該疾患の起源に関して根も葉もない主張がまかり通ることは、極めて危険で破滅的なこと」だと指摘し、誤った情報を報道・拡散しないよう求めた。

海外では、「本庶氏が武漢の研究所に4年間いたことがある」、「新型コロナウイルスは中国で人工的に作られたものであると、本庶氏が語った」などとする誤った情報が、SNSや一部メディアの報道を通じて広まった。本庶氏は自身のホームページで、新型コロナウイルスに関する提言を行い、PCR検査の数を増やすべきだとの考えを表明しているが、今回の誤った情報の内容に該当する言及はない。

本庶氏は、京大医学部を卒業し、大阪大学や京大で教授を務めた、免疫学を専門とする医学者である。2018年には、がんの新たな治療法として台頭した免疫療法の確立につながる発見が評価され、ノーベル医学生理学賞を受賞した。現在は、京大の高等研究院副院長、および神戸医療産業都市機構理事長を務めている。

5月14日8時配信

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