個人情報入りHDD見つからず 医・教員 紛失発覚から約3カ月超(2020.04.01)

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昨年12月に京大医学研究科の教員が名簿や成績など919人の個人情報の入った外付けハードディスク(HDD)を紛失した問題で、京大は本紙の取材に対し、3月26日現在、HDDは「見つかっていない」と回答した。

教員は人間健康科学系専攻の准教授で、12月10日、出張先のアメリカでHDDの紛失に気付いた。経由地の成田国際空港内でHDDを使用したという。約1週間の出張から帰国した直後、大学に紛失を報告した。教員は、12月17日に成田国際空港警察署に紛失届を提出したほか、空港の遺失物センターや航空会社へ問い合わせたが、HDDは見つかっていないという。

HDDに記録されている情報は、2014年度から19年度のもので、学生の氏名や携帯電話番号を掲載した名簿や成績一覧のほか、履歴書などが含まれている。履歴書には他大学の教員を含む40名の氏名や住所などが記されている。

医学研究科は教員からの報告を受け、二次被害を防ぐために個人情報の特定作業を行い、漏洩がないこと
を確認した。2月4日、情報の紛失に該当する919人へ謝罪の文書を送付し、2月7日に経緯を公表した。紛失が発覚してから2カ月後の公表となった理由について京大は、本紙の取材に対し「漏洩の可能性のある個人情報の特定に時間がかかったため」と説明している。

個人情報などのデータを学外に持ち出すことは認められていない。しかし今回、教員は別のデータを使用する目的で個人情報の入ったHDDを持ち出した。教員への処分について医学研究科は「大学の規程に従って今後検討する」と回答した。再発防止策については「個人情報の取り扱い方法の周知徹底を図る」としている。

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