京大構内の歴史を知る 総博特別展 文化財発掘Ⅵ 幕末・近代の出土文字資料(2020.03.16)

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京都大学総合博物館にて、2月19日から、特別展「文化財発掘 Ⅵ 幕末・近代の出土文字資料」が開催されている。京大構内の遺跡から発掘された遺構・遺物を展示するシリーズの第6回目で、今回は大学構内の歴史に関わりの深い幕末・近代の文字資料約100点が展示されている。

展示品は土佐藩白川邸、本部構内、吉田南構内、病院構内、田中関田町遺跡の5つの出土地別に分けて並べられており、それぞれの場所の近代における状況をうかがい知ることができる。

出土した文字資料からは、文献に記載のない事実が読み取れる場合がある。

例えば、現在の北部構内にあった土佐藩白川邸の建材の中で、木材、石材については文献に土佐から運んできたとの記述があったが、瓦の産地は書かれていなかった。構内の白川邸跡から出土した瓦に土佐の瓦屋の刻印銘があり、土佐で作られて運ばれてきたことが分かったという。

また、現在の本部構内、吉田南構内、病院構内から出土した食器や湯たんぽも展示されている。これらの出土品は、書かれた文字から第三高等学校、京都帝国大学寄宿舎、医科大学附属医院などで使用されたことが分かる。

展示を企画した京大文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センターの笹川尚紀助教は、「幕末から近代にかけての構内の歴史を知ってもらいたい」と話した。

総合博物館は、新型コロナウイルスの流行により、当面の間、臨時休館するとしている。特別展の開催期間は4月19日までの予定だったが、5月17日まで延長の予定だ。

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