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京大 文科省と意見交換 学生定員など討議か(20.02.16)

2020.02.16

各国立大学法人は「第4期中期目標・中期計画期間」に向け、文部科学省と「徹底対話」を始めている。京大も文部科学省と対話している事実は認めたが、詳細は明らかにしていない。
2004年の国立大学法人化により、国立大学法人は1期6年の「中期目標」及び「中期計画」を作成、公開してきた。今回の「徹底対話」は、2022年からの第4期期間に向けて、昨年公表された「国立大学改革方針」を踏まえた目標や計画を作成すべく、文部科学省と各国立大学法人が意見交換するもの。「国立大学改革方針」では教育・研究の改革や学生定員の適正化が謳われている。

京大では昨年12月に、教育研究の連絡や調整協議を担う部局長会議で「徹底対話に係る調書」が審議された。

本紙の取材に対し、京大当局は「徹底対話」を文部科学省と何らかの合意を目指すものではないとし「やり取りなどの詳細は回答を差し控えたい」とした。