キャップ制 複数学部で導入 来年度入学者から (2020.01.16)

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全学共通科目と学部科目の履修について、複数の学部が12月に学部規則を改正し、1学期あたりの登録単位数の上限を30単位とするキャップ制を、来年度から導入することが分かった。来年度以降の入学者が対象となる。5月に大学通則が改正され、執行部が各学部に対して、来年度以降のキャップ制導入を求めており、各学部で検討が行われていた。

12月に改定された総合人間学部、法学部、経済学部、教育学部、農学部の学部規則に、「単位数の上限に関する事項は教授会で定める」との条文が加えられ、文学部の学部規則で「単位数の上限に関する事項は別に定める」と定められた。来年度以降のキャップ制導入について、本紙の取材に対し、総合人間学部、教育学部、経済学部は「来年度から導入する」と回答した。その他の学部は、方針を明らかにしなかった。全学として、来年度からのキャップ制導入を目指す方向性で進められており、その方針の下で各学部において現在、キャップ制導入に関する内規が検討されている。

5月には、大学通則18条の改定が教育研究評議会で決定され、各学部における履修登録について、「単位数の上限を定めるよう努めるものとする」との条文が加えられた。また、執行部が各学部に対して、来年度以降のキャップ制導入の検討を求めた。本紙の取材に対し、6月の時点で、既にキャップ制を導入している法学部を除く9つの学部が、キャップ制導入の検討を始めていた。

執行部が各学部にキャップ制導入を求める背景には、大学機関別認証評価がある。2013年の評価では、「授業外学習時間の確保の検証が不十分」、「全学共通科目の上限設定が高め」との指摘があった。こうした評価をふまえて京大が調査を実施したところ、一部の学生が、一つひとつの履修科目に十分な学修時間をかけずに、履修をしていることが判明したという。

キャップ制は、法学部で2004年度から、全学共通科目で2013年度から導入された。現在、全学共通科目の登録数の上限は、1学期につき、総合人間学部で20コマ、その他の学部で34単位と定められている。

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