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国際交流会館2棟新設 定員約100名増加

2019.10.01

外国人研究者と留学生の宿泊施設として百万遍国際交流会館と岡崎国際交流会館が完成した。留学生や外国人研究者の増加に対応するため新設したという。

留学生や外国人研究者の受け入れ数は近年増加傾向にあり、宿舎の確保が課題となっていた。居室はすべて単身者用で、百万遍国際交流会館には留学生86名、岡崎国際交流会館には研究者24名、留学生26名が入居できる。両施設は10月から使用が開始される。修学院本館など既存の5棟と合わせ、国際交流会館の収容定員は留学生が458名、研究者が206名となった。

1カ月の宿泊料金は、百万遍国際交流会館では3万3千5百円、岡崎国際交流会館では研究者が5万4千3百円、学生が3万8千3百円となっている。このほか電気料金や寝具レンタル料金などを負担する必要がある。

9月25日に行われた披露式で、山極総長は現在2732人である外国人留学生の受け入れ数を2021年度までに3300人に増やす目標に触れ、国際化の推進のため「快適な環境作りに引き続き取り組んでいく」と述べた。