11月祭 例年通り4日間開催へ 当局が授業期間の準備認める(2019.08.01)

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京大当局が11月祭の事実上の日程短縮を求めていた問題で、8月6日、第61回11月祭全学実行委員会(全学実)の会議が開かれ、企画を例年通り4日間開催する見通しであることが明らかになった。11月祭事務局が当局に対し、開催2日前からの準備を許可するよう求めたところ、これを認める旨の回答があったという。

11月祭の日程を巡っては、6月10日、京大当局が全学実に対し、▼教室での夜間泊まり込みを認めない▼授業期間中の吉田南構内での準備を認めないという2点を通告した。翌11日に開かれた全学実の会議で事務局は、昨年まで慣例的に認められてきたこれら2点が許可されない場合は、例年通りの日程や企画数を確保することが困難であるとの見解を示した。その後の議論を経て、全学実が広く学生の意見を集める目的でウェブアンケートを実施したところ、全学生の約25%が回答し、そのうち約97%が従来通り4日間の開催を望むという結果となった。

アンケートの結果を受けて全学実は、日程についての交渉に関する要望書を当局に提出し、回答があったことが6日の会議で明らかになった。課外活動掛から回答を受けた事務局によると、開催前日の11月20日から最終日の24日まで教室での夜間泊まり込みを認めるよう求めたという。これに対し当局は、事務局が挙げた物品の運び入れや警備が適当な要望理由であるとして、11月祭本部および適当な理由があると判断した企画について、要望を認めると回答したという。また、開催2日前の11月19日から吉田グラウンドやその他屋外での準備を許可するよう求めたところ、これも認める旨の回答があったという。回答を受けて事務局は、例年通り4日間企画を開催できる見込みであると説明した。

全面禁酒に向け細則を採択

また、今年の11月祭では、飲酒および酒類の持ち込み・販売が禁止とすることを、全学実で決定した。6日の会議では、全面禁酒の実現に向けた罰則等を定める細則について、検討が行われて承認に至った。細則では、企画参加者の違反について、飲酒が発覚した場合は企画に参加する全員の次年度の出展権を停止し、販売が発覚した場合には、それに加えて当該の企画を直ちに出展停止とすることが定められた。企画参加者とは、企画の登録や抽選への申し込み、調理者名簿の提出に際して登録した者を指す。

会議では、様々な事例が考えられる中で実効力をもって罰則を運用できるのかとの声が上がった。これに対し事務局は、「今後、罰則を実施する手順を示すマニュアルを作成し、どのように対応するかを具体的に定める」と説明した。マニュアルについて次回以降の全学実の会議で検討するとした上で、細則の承認に至った。

全面禁酒の方針は、7月12日に行われた全学実会議で決議され、同時に、これに関する宣言文と附帯決議が採択された。宣言文では、「飲酒事故のない11月祭の運営のため全面的に飲酒を禁止する」と明記された。附帯決議では、時間的な制約により今年度の全学実会議では議論が不十分であったと説明したほか、宣言文の採択に際し、「大学当局の介入の影響が存在した」とし、「容認できない行為である」と批判した。続けて、宣言文が今年度に限り有効であること、また、次年度以降、新たに議論を進めていくことを表明し、「当局に建設的な議論を進めることを要求する」とした。

全学実は、11月祭に関する意思決定を行う機関で、毎年公開の会議を開いている。次回の会議について事務局は、9月末に開催し、禁酒細則の運用に関するマニュアルの採択を目指すとしている。

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