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京都大学は1月7日より、NTT西日本との協力のもと、全国のコンビニエンスストアに設置されたマルチコピー機にて在学証明書、成績証明書などを発行することができるサービスを開始した。これにより卒業生や在学生が以前までと比べて容易に証明書を入手できるようになった。

従来は、卒業生が書類の申請をする場合、大学が郵送で対応しているために、証明書を受け取るまでに手間と時間がかかった。また、在学生は学内の証明書発行機を利用できるが、利用時間外である平日夜間や土日祝日は証明書を発行できなかった。これらの問題点を考慮し、大学は学生生活の環境向上のために今回のサービスを開始するに至ったという。

サービスを利用するには、大学のホームページから証明書コンビニ発行サービスのサイトにログインして、発行したい証明書を選択。その後、登録したメールアドレスで印刷に必要な番号を受け取る。その番号を利用することで、コンビニのマルチコピー機で証明書を発行できる。料金は在学生が400円、卒業生が500円に加え、別途で印刷費がかかる。また、最も発行数が多い学割証については、コンビニのコピー機では対応できない専用の用紙を使用するため、発行できない。

今後の方針として大学は、「現時点では不可能な英文での証明書作成もコンビニで発行できるようにするなど、サービスを発展させていきたい」としている。