悔しさ胸に、いざ昇格へ サッカー部 後期リーグ戦開幕(2018.10.16)

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京大サッカー部は、10月7日、関西学生リーグ後期2部Bの初戦で大阪府立大に1-0で勝利した。続く14日には、京都橘大学を1-0で下し、2部A昇格に向けて勝ち点を積み重ねた。昇格を果たせば、11年ぶりとなる。

関西学生リーグは、1部、2部A、2部B、3部で構成されている。2部Bは10チームで、総当たりのリーグ戦を前期と後期の2回行い、年間成績で順位を決定する。1位のチームが自動的に2部A最下位(12位)と入れ替わって昇格する。2部Bの2、3、4位のチームは、それぞれ2部Aの11、10、9位と入替戦を行い、勝った方が2部Aに所属する。昨年までは2位のチームも自動昇格できたが、今年から変更され、昇格への道のりは厳しさを増した。

京大は昨年、勝ち点で2位と並んだものの、得失点差で4点及ばず3位でリーグ戦を終えたため、自動昇格を逃した。2部A10位の流通科学大との昇格をかけた一戦は、一進一退の攻防が続き、2-2で延長戦に突入した。それでも決着がつかず再延長にもつれこんだ。結果、2-2のまま終了し、同リーグにおいて17年ぶりの再試合を戦うことになった。迎えた本拠地京大農学部グラウンドでの再試合でも、お互い一歩も譲らず0-0で延長戦に突入し、さらにまたも再延長へ。そして再延長の後半8分、裏に抜け出した流通科学大の選手がゴールキーパーとの1-1を制してゴール、その数分後、試合終了のホイッスルが鳴った。計260分に及ぶ熱戦の末、京大はあと一歩昇格に届かなかった。

雪辱を期して迎えた今年、京大は強豪ひしめく京都選手権で3位入賞を果たし勢いに乗ると、前期リーグ戦では6試合連続無失点を記録するなど開幕から5連勝で暫定2位につけた。前期終盤、上位陣との試合での連敗が響き、3位で折り返すことになったが、後期での巻き返しの準備はできているという。楠野純基主将は、「前期終了以降、課題を分析し、克服する努力が存分にできた」と語る。

この「分析」に、京大の特長がある。他の強豪大学には指導者がいる場合が多いが、京大サッカー部は学生のみで活動している。各部員が分担して、試合の分析をしたり、練習メニューを考えたりしているのだ。「全員が役割を担っていることが、自覚や結束を生んでいる」と楠野主将は説明する。

ただ、自分たちですべてを行う以上、関西学生リーグに出場するAチームのメンバー決めも例外ではない。半分以上の部員は、同じ部員による選抜の結果、2部A昇格が懸かった試合のピッチに立つことができない。「悔しさはある」。メンバー入りを逃したBチームのある部員はそう語った。それでも、「他人のせいにせず自分と向きあうことが自分やチームのためになる」と考え、練習に励んでいるという。Bチームは、同じ悔しさを抱える選手たちが関西の各大学から集まるインディペンデンスリーグという舞台で戦っている。そうした中、「自分たちBチームの試合は全力で挑み、Aチームの関西学生リーグの試合が始まれば昇格に向けて応援する」のだという。彼らや、チームをサポートするマネージャー・トレーナー、涙をのんだ歴代の先輩たち……。たくさんの人の思いを背負って、「悲願を達成したい」と楠野主将。チーム一丸となり、昇格を懸けた戦いに挑む。

後期リーグ戦は11月24日まで、全9試合が予定されている。10月28日には、京大農学部グラウンドで佛教大学とのリーグ第5節が行われる(13時開始、入場無料)。楠野主将は、「ぜひグラウンドへ足を運んでほしい」と呼びかけた。(村)

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