ニュース

「京大快速」新設 京大方面の混雑解消へ期待

2018.04.16

京都市営バスと京都バスはJR京都駅と京都大学を結ぶ「京大快速」を新設し、3月19日から共同運行を開始した。それに合わせて、新たな停留所「京大病院前」も設置。京大快速の運行により、学生や病院利用者と観光客が利用するバスが分けられることで、京大方面へ向かうバスの混雑の解消が期待される。

京大快速が設置される以前は、利用者から東大路の混雑によるダイヤの遅れに関する意見があったという。そのため3月17日のダイヤ改正を機に、大学への通学輸送の充実を目的として京大快速が新設されるに至った。

運行する時間帯は、京大方面が朝から昼過ぎにかけて、京都駅方面が朝から夕方までとなる。各方面とも1時間あたり1または2便、停留所によっては朝のラッシュ時に4便運行する。また阪急、地下鉄に隣接するバス停を経由しており、それに加えて停留所の数が少ないことから、大学へ通学する学生や京大病院利用者の利便性が向上するとみられている。

新たに停留所「京大病院前」が設けられたことで、以前までの京大病院の最寄り駅「熊野神社前」と比べ、病院へのアクセスが容易になった。この停留所には京大快速だけでなく、201号、206号、31号、65号系統のバス(北行き)も停車する。