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２月25日から27日にかけて行われた学部一般入試の合格者が、３月10日発表された。発表は例年通り、特設サイトと大学構内の掲示板で行われ、構内では正午に合格者の受験番号が貼り出されると、番号を見つけた受験生や保護者らが歓声を上げたり写真を撮ったりしていた。
　
今年の合格者数は２７３３名で募集人員の２６７８名を５５名上回った。合格者の男女内訳は、男子が2148名（78・6％）、女子が585名（21・4％）で、昨年度に比べ女子が0・3㌽増加した。現役既卒の内訳は、現役生が1647名（60・3％）、既卒者が1085名（39・7％）で、昨年度に比べて現役生が0・1㌽増加した。
　
今年度の入試をめぐっては、化学の試験で試験中に出題ミスが発覚し、氷の結晶構造に関する２問が削除された。ほかにも試験開始前に７カ所、試験開始後に４カ所の計11カ所の問題の訂正があった。京大は10日、「受験生に動揺を与えたことを深くお詫びし、このような事態が繰り返されないよう、全学をあげて再発防止に取り組み、信頼回復に努める」とのコメントを発表した。