学内無料印刷サービス廃止 情報環境の整備に伴い (2018.06.01)

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情報環境機構は今年3月より、学生に提供されていた無料印刷サービスを廃止した。情報環境機構によると、運営予算の削減が求められている状況下で新たな教育用コンピュータシステムの運用等、情報環境を整備する必要があったことなどを総合的に判断した結果、無料印刷サービスの提供にかかっていた人件費等の必要予算、紙資源を削減するためにサービスを廃止したという。

新たに運用が始まった教育用コンピュータシステムでは、学生が大学の準備したデスクトップ端末を利用する形態から、自分のパソコンを授業などに持ち込み利用するBYOD(Bring Your Own Device)と呼ばれる形態へと方向転換するものとなっている。そのため将来的に学内の固定型端末はすべて廃止されるという。しかし現段階では、BYODへの移行期として学内の固定型端末のうち約3分の1が削減されるにとどまっている。

残された学内の固定型端末から印刷をする場合は、生協の有償サービス(Webプリントシステム)を利用する必要がある。また卒業論文の出力等の印刷環境を残さざるを得ない学部特有の事情がある場合は、各部局で用意された印刷環境を利用できる。各部局で提供されているサービスの料金等の利用条件は、各部局が独自に設定しているという。

印刷サービス廃止の告知は、今年1月11日より情報環境機構ホームページにてなされていた。その他にも昨年6月末に開催された学部長懇談会にて報告するとともに、学部長および国際高等教育院長には文書で通達。その上で、科目担当教員らへの周知を依頼していたという。一方で学生らへの周知は十分に行われていなかった。そのことに関して情報環境機構は学生意見箱に寄せられた質問への回答の中で陳謝している。

今後の対応として情報環境機構は、印刷サービスの代替措置として授業資料の提供や課題レポートのやり取りを電子的に行うことができる学習支援サービス(PandA)等の支援環境の充実を進めていくとともに、それらのサービスの活用を、授業を担当する教員に引き続き働きかけていくという。また、以前のような無料のプリンタサービスが再び学生らに提供される可能性について、「現時点ではそのような予定はない」と説明している。

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