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〈Topic’18〉年に一度、赤提灯の下に集う 伏見稲荷本宮祭

2018.08.01

7月22日、伏見稲荷大社で本宮祭が行われた。参道や建物の軒に奉納された赤い提灯が隙間なく並び、境内を華やかに彩った。また日本画家や近隣の保育園児、幼稚園児らが描いた行灯絵も飾られた。この日は最高気温が38度に上ったが、日中から熱心に参拝する信者の姿が見られた。観光客も多く訪れ、写真撮影に興じたり、本殿脇で奉納される舞に見入ったりしていた。

本宮祭は、全国の稲荷大神の信者が総本宮である伏見稲荷大社に参拝する行事で、夜には提灯を一斉にともす万灯神事が行われる。本宮祭は毎年土用入り直後の日曜日に開催される。(営)

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