前期入試 物理に出題ミス 17名新たに追加合格へ(2018.02.16)

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 京都大学は2月1日、昨年2月26日に実施された前期入試試験において、物理の問題に出題ミスがあったと発表した。出題ミスがあったのは音に関する問題で、作問時の条件設定に不備があったという。京大は昨年不合格となった17人について新たに追加合格とした。

出題ミスは1月中旬に外部からの指摘により発覚。大学による調査の結果、設問に不備があることが確認されたため、当該設問について受験者全員を正解とした上で再度合格者判定を実施した。その結果17名が新たに合格となったという。

新たに合格した17名の内訳は理学部4名、工学部10名、農学部3名となっており、現役が12名、既卒1年が5名。また、京大に在籍している11名については転学科が可能になる。新たに追加合格となる17名には2月1日より電話で各家庭への連絡をした。

大学は追加合格となった17名の入学意思について、京大は本紙の取材に対して、「2月1日19時ごろまでに全員と連絡が取れたが、個人情報に関することなので回答を控える」と答えた。合格していれば本来必要でなかった費用については補償する考えを示し、単位の認定や編入については追加合格となった受験者との間で臨機応変に対応するという。

「物理」の問題は出題委員14名によって構成されており、11回に及ぶ会議を経て入試問題は作成されたという。試験当日には作成者とは別の解答委員3名が受験者とほぼ同時刻に問題を回答することで不備の検証を行っていた。

大学側は今後、再発防止のためのチェック体制について改めて検証していく方針。また、総長は3か月間10%、7人の理事については1か月間10%の給与を自主返納すると発表した。
入学試験の出題ミスについては、今年1月6日に大阪大学でも「物理」科目の音に関する分野で出題ミスが発覚しており、30人が追加合格となっていた。

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