貴重資料アーカイブ正式公開 画像利用手続きなしで (2018.1.16)

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京都大学図書館機構は2017年12月1日、京都大学の図書館・図書室が所蔵する貴重資料を電子化してインターネット上で閲覧可能にする「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」を正式公開した。これに伴い、旧サイトよりも解像度の高い画像をインターネット上で閲覧できるほか、一定の条件を満たすことで、公開されている電子化画像の多くを特別な手続きなしで利用できるようになった。
京都大学貴重資料デジタルアーカイブでは、保存の観点から直接の閲覧が制限されている古典籍・古文書などの学術資料を電子化画像として閲覧できる。2017年9月7日から試験公開されていたが、正式公開に伴いウェブページから画像のダウンロードが可能となった。デジタルアーカイブ上のデータのうち、京都大学附属図書館が所蔵する資料の画像は、京大附属図書館の所蔵品だと明示すること、加工・変形を行ったのであればその旨を明示すること、ウェブサイトへの画像掲載時には掲載ページ内にリンクを含めることの3点を守れば、特別な手続きなしに無償で複製・加工・掲載できる。他の図書館・室が所蔵する資料の利用条件は各施設の規約に準じるという。
京都大学図書館機構では、以前から電子図書館で貴重資料画像を公開していたが、画像の利用時には申請や利用料の支払いが必要であった。オープンアクセス事業の一環として電子化画像の利用を促進するため、インターネットからダウンロードできる画像の利用に関する煩雑な手続きを取り除くことにしたという。また、デジタルアーカイブの規格であるIIIFに対応したことで、データの二次利用や他のデータベースとの同時利用が容易になると期待される。
IIIFは、世界中のデジタルアーカイブの相互運用性とアクセス性を向上させる目的で作られた国際的な規格だ。規格が統一されることで、アーカイブ間でデータが共有しやすくなるほか、様々なデジタルアーカイブ上のデータを共通のソフトウェアで閲覧・編集できるようになる。 

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